担降りブログといふもの
3ヶ月前に森田剛くんの結婚を皮切りにV6から担降りというものを決意した者です。
このブログを読んで不快に思われる方もいらっしゃると思うので見るのは自己責任でお願いします。批判中傷などは受け付けません。
今回いてもたってもいられなくてはてなブログを開設し、ここで思いの丈を叫ぶことにしました。
とある有名垢さんに質問箱として愚痴をこぼしてしまったのでご存知の方も読んでいただいてる方の中に、もしかしたら知っているという方もいらっしゃるかもしれません。
私はV6とジャニーズWESTの掛け持ちをしていました。
まずV6に出会った頃の話。
中学生に上がり、原作が好きだった図書館戦争の映画版を見たのをきっかけに岡田くんを知り、V6に興味を持ち、剛くんを好きになりました。
もちろんアイドルとしてです。
演技の才能、容姿、性格、歌い方など彼の魅力は語りつくせませんが、もちろんアイドルと結婚や恋愛などできるとは到底思っておりません。妄想はしてもですが(笑)
ですがなぜ担降りしたのでしょうか。
もちろん念頭にあるのは剛くんの結婚です。
まず岡田くんの話をしなければなりません。
剛くんの結婚の3ヶ月ほど前に岡田くんが結婚しました。担当ではないですが、多大なショックを受けたのは確かです。なぜなら彼らはクリスマスイヴに結婚発表をしようと考えていたから。結果的には2日前に情報が流れてしましいましたが。それでも本来なら彼らはクリスマスイヴに結婚発表を考えていたのは確かです。
おめでたいことじゃん!聖なる日におめでたい発表をして何が悪いの?
そう思う方もいらっしゃると思います。たしかにそう思います。テレビや雑誌では祝福モード。ワイドショーでも大物の2人が結婚は喜ばしいこと、なんてニュアンスの内容が放送されてました。たしかにおめでたいことです。できることならちゃんとおめでとうと言いたいです。ですがなぜ言えないのでしょうか。
私の中での答えは彼がクリスマスイヴに結婚発表を考えていたからです。
クリスマスイヴというのは聖なる日です。毎年一定数の方が婚姻届を出します。別に結婚するなだなんて言ってません。ですがクリスマスイヴなんて人によっては1年で最もカップルが忌々しい日でもありますし、何より10年後、20年後も忘れることはできません。そしてクリスマスイヴが来る度に「岡田くんは結婚したんだ…」と考えさせられるのです。聖なる日に。
その度に胸が締め付けられ、何ともいたたまれない気持ちになりどうしようもなくなるのです。もちろん全員が、とは思いません。時が経てば忘れる人もいるでしょうし、わざわざクリスマスイヴに思い出さない人もいると思います。私はそういう方々の考えを否定するわけではありません。ですが少なくとも私はそうですし、私のような思いを抱える方が1人や2人いてもおかしくない、ということです。
端的に言えば私は岡田くんの結婚発表のタイミングに憤りを感じていた、ということです。
そんな結婚発表を通して私はV6に対してマイナスの感情ばかり抱くようになりました。
年が明けてすぐのこと。週刊誌から1つの記事が出回りました。それは剛くんとのちに剛くんの奥さんとなる方のキス写真。
どこのゴルフ場だかしりませんがアイドルであろう彼が彼女(当時)と公衆の面前でするでしょうか。唇ですよ。唇に。記事名は大人のキス。
その日はちょうどジャニーズWESTライブツアーWestival横浜公演のオーラス前日。受験生となる私にとっては最終公演です。絶対楽しもうなんて思っていたタイミング。移動中の電車の中、ネットニュースでこの記事を見ました。
キス写真は見てないものの正直ライブ中はずっと気になったし、ライブ中はライブ中で自担から干されたし。私の心はメチャクチャでした。もうどうにでもなれ!とキス写真が掲載されている記事を開いたのが間違いでした。
そこにはいい年した自担といい年したオバさんの確実なキス写真。手が震えました。
何というか。言葉にできなかったです。
どうしようもない怒りと、どうしようもない悲しみと、どうしようもない辛さで、どうしようもない感情でいっぱいでした。
そして私は剛くんからの担降りが頭をよぎりました。
こんなことで担降りしていいのか。
たかがキス写真じゃん。誰だってするよ。
そう友達に言われました。
けと私にとっては されどキス写真 です。
もう一度言いますが彼はアイドルです。
V6というグループのアイドルの1人です。
そしてアイドルの定義とはなんでしょうか。
人によってはさまざまでありますが、私はアイドルは
「応援してくれる人を応援してくれる時に幸せにする」
だと思ってます。というかアイドルに限らず芸能人がそうだと思ってます。
だってそれでお金をもらってるんですよね。
それに私たちは幸せをお金で買ってます。
お金をかけずに応援することだってできます。
けど、やっぱり充実感満足感を味わいたいなら多少の課金は必要です。
言わばアイドルは自分が商品です。
よくみなさんも言いますよね。
そんなアイドルがファンを悲しませてよいのでしょうか。
付き合うな、キスするな、結婚するな、とは思いません。
アイドルだって人間です。恋愛もします。
けれど、アイドルは普通の人ではありません。
普通の人のようにお金を稼いで生活を賄っているのではなく、人を幸せにして生活を賄っているのです。
だからこそ、普通の人のように恋愛はしないでくれ、応援してくれる人を悲しませるようなことをしないでくれ。と言いたいのです。
そんな思いが駆け巡り、私は担降りを考えました。
でもまだキス写真。インスタの匂わせもまだ結婚に比べたらまし。
そう自分に思い込ませることでなんとか自分を繋げていました。
そして来たる日、3月16日。
その日は期末考査が終わり、部活もすぐに終わる予定だったのでワンズコンのDVDをお迎えにあがり、見る予定でいました。
部活に行く前、私はいつものようにLINEを開き、LINEニュースのトーク欄が視界に入りました。
衝撃を隠せませんでした。
手が震えるどころではなかったし、声がでなくて。
でもどうしたらいいか分からなくて廊下の端から端を走り抜け三宅担の友達を探し、見つからず部室に戻り、とりあえず座りました。
そこでやっと部活仲間に事情を話しました。
「ああ、それは大変だったね。」
理解してくれる仲間がいてよかったです。
涙すら出なくて、悲しい辛いの感情というより、
自分の中で何かが冷めていくような感じでした。
意外にも自分は怒ってるわけでも悲しんでるわけでもなかったのです。
ただただ、受け入れてる自分がいました。
家に帰りポストを見たら案の定、例の指定配達のあの封筒。やけに雑に開封したのを覚えています。
届いた方は分かると思いますが、あれ、岡田くんの赤紙より簡素なものでしたよね。紙も薄っぺらければ、住所が書かれてる面の裏が結婚報告でしたし。
でも忌々しいものには変わらなくて。
岡田くんの時のとあるツイートを見た影響を受けていたので、燃やしてやろうかと思いました。
それと同時に私はまた担降りというワードが頭を流れました。
私は担降りするのだろうか。
答えはイエスしかなかったです。
その場の感情の勢いで、というのは良くありませんが、それでもこれ以上彼を応援するのは無理だと考えました。
岡田くんの結婚といい、剛くんの結婚といい、他にもいろんな理由がありましたが、私はもう爆発寸前でしたので降りる以外の選択肢がありませんでした。
剛くんが結婚発表をしたその日には母親にその報告をしました。母親も岡田くんが好きだったからです。母親はミーハー的なところがあるので、私の考えは一切分かってもらえませんでした。
「たかが結婚でファン辞めるなんてよっぽど愛がないんだね」
母親にそう言われました。
なんならTwitterでもそのようなツイートを見かけました。
たしかにそうかもしれません。
たかが結婚なのかもしれません。
ですがキス写真同様、されど結婚です。
人生の大きな選択を彼は行い、健やかなる時も病める時も彼女に尽くすと誓ったのです。
これが私が担降りをした1番の理由です。
では他に何があるか。
正直結婚だけで降りていいのか自分でもよく分かりませんでした。その場の勢いなんじゃないか。
でも私の中ではファンを辞める以外の選択肢がありませんでした。
やっぱり剛くん自身にアイドルの意識が薄れてきていることだと思います。
剛くんを責めるつもりはありません。
演技の仕事を通して彼は更に魅力を増したと思うし、演技の仕事を求めたのも私たちファンです。
しゃべくり007で俳優とアイドルの比率は10:0とおっしゃってました。
10:0と言いながらも彼はライブ中はアイドルだし、何よりその時は笑って受け流してたけど、よく考えたらわけわかりません。
剛くんは俳優である前にアイドルです。
今は「俳優の森田剛」として演技が評価され、仕事をもらっていたとしても少なくとも最初の演技の仕事は「ジャニーズアイドルでV6の森田剛」として仕事をもらっているはずです。
何度も言います。森田剛くんはアイドルです。
それは岡田くんにも共通すると思います。
岡田くんは皆さんご存知の通りJr.の期間がほとんどありません。きっとたくさん苦労しただろうし、私たちの知らないところで何度も嫌な思いをしたと思います。
そんな岡田くんの努力は計り知れないものだと思います。ダンスにしても演技にしても。
演技の仕事が評価されるようになってから岡田くんを深く知りました。それまでV6の岡田くんといえば酒ばかり飲んでいるぶっさんのイメージでした。
いつかの番組でいつかアイドルを辞めるつもりだった。そう彼はおっしゃってました。
まだその時は、「辞めなくてよかったな。でもなんでそんなこと言うんだろう。悲しむ人だっているだろうに。」と思ってました。
でも不満だなんて思わなかったし、何より人の何十倍苦労して今の知名度を築き上げた岡田くんを賞賛する気持ちでいっぱいでした。
こんなこともありました。
20周年のライブMCでのこと。
「役柄のせいか太って衣装がキツイ」
そんなことを言っていたような気がします。正確には覚えていませんが。
とにかく、ライブ中だけでも彼はアイドルです。板の上で歌って踊ってるだけの間はジャニーズのV6のアイドルです。
またもやその時は笑い話だったけど、痩せればいいのにとも思っていたのも確かです。
そしてワンズコン。
メンバー全員が一曲プロデュースするというあの企画。
岡田くんはお知り合いの方におまかせした、だったと思います。
「他のメンバーは自分でプロデュースしてるのに。なんで岡田くんは任せちゃったんだろう。忙しかったのかな?」
そう思いました。またもや受け流していました。
結婚発表のあのタイミング。
さすがに「おめでたいからクリスマスイヴに発表したんだ!」とは思いませんでした。
そして私はなんとなく思っていたことが全部積み重なって彼に憤りを感じました。
岡田くんに関しても剛くんに関しても2人とも演技の世界では高い評価を受けてる2人です。
アイドルの仕事より演技の仕事のほうが多いのが現状。
俳優に気持ちが傾くのも分かります。
ですが、私はそれが受け入れられませんでした。
私がそう思うには三宅くんの言葉に影響を受けてるのもあるかもしれません。
三宅くんの「アイドルとして誇りを持ってくれ」という岡田くんに向けた言葉に。
でもこれだけは言いたい。
ただ、私と彼らのアイドル論が合致しなかっただけです。
そして意見が合わないのにわざわざそれを彼らに強要するつもりもありません。
本当にただただ考え方が違かっただけなのです。
私が許せないことを彼はたまたましただけ。
そんな感じで捉えてください。
許せないのなら、応援していても辛いのなら、もう降りるしかないと思います。
辛くても悲しくても応援し続けるという道もあったかと思います。
だけど、私は弱い人間だから。
嫌なことを続けられるほどのメンタルを私は持ち合わせてはいません。
こんなファンでごめんね。
最後になりますが
私はV6のファンをしててよかったと思います。
坂本くんの高い歌唱力には何度も魅了されたし
長野くんの優しさには何度も癒されました。
井ノ原くんのおちゃらけでたくさん笑って
三宅くんの暖かさに心を救われました。
岡田くんの演技でV6を知って
剛くんの甘い声と一匹狼な性格と、乾いたような他を圧倒する演技を知りました。
そんな剛くんの演技は本当にすごいです。
今でも、演技が上手いと思うアイドルは?と聞かれたら
迷わず「森田剛」と答えられる自信があります。
高校生になってバイトして貯めたお金で名古屋公演に出向いたり、親に黙って舞台挨拶や番協に行ったり。(良い子のみんなは親に許可を取ってね!)
コンサートではたくさんの幸せをもらいました。
本当に楽しかったです。
けど、私はもう限界です。
たくさん幸せにしてくれてありがとう。
V6を応援した日々は私の宝物です。
これからも6人の大いなる活躍を願っています。
読んでいただきありがとうございました。